ちょっとでてきたお腹を凹ますには?
30代を過ぎると自然とお腹周りが気になります。
特に出産を終えた方は、もとの身体に戻すのにはとても大変な思いをするのでしょう。
いろいろなダイエット法がありますが、基本的には、食べ過ぎない。運動等でカロリーを消費する。ということでしょう。
その中でプチ断食が注目を浴びているようです。
◆プチ断食とは?
プチ断食とは、1日から3日くらい、水分以外は食事をとらない軽い断食法です。
これは、胃腸を休め本来持っている力を保持することになります。
以前、十二指腸潰瘍で10日ほど入院したことがあります。
当然、点滴以外は食事をとれない生活が続くわけです。
最初のころは、食事のことが頭から離れず、なかなか眠れなかったものです。
ですが、しばらく経つと、そんなことは思わなくなります。
ただ、便だけは出るのですね。
最初は茶色い、今までと同じような便だったのですが、2、3日経つと胃腸薬の緑色の便が出だしました。
ただし、食事をとっていないので、粉みたいなものが出てきました。
おそらく、腸にのこっていたカスが出てきたのでしょう。
当時は驚いたものでした。
デトックス効果があったのですね。
もちろん体重も減ってきました。
十二指腸潰瘍時には、しくしく胃が痛み、下血もしていたので、すぐに眠くなり、頭も働かない状態でしたが、体重も減ってきたときには逆に身体の調子が良くなってきた感じがしました。当然ながら頭もすっきりし、入院生活ではありましたが、とても気分よく生活できました。
7日目くらいから病院食に変わりました。
その時に、食事のおいしかったこと。
食事できる身体に感謝したことを思い出します。
◆巷で言われるプチ断食
巷で言われているものは、1日だけやってみる、
3日くらいやってみるというものです。
食事をとらずに、水分だけとるものもあれば、水分をおかゆに変えるというものもあります。
要は、食事の量を減らすといこと。
普段人間は1日3食食べていますが、特に3食というのは決まっておらず、江戸時代は1日2食であったそうです。
また間食はとらない。
よく噛んで食べる。
満腹中枢があります。
飲み込んで食べると満腹中枢が満足できず量を求めます。
だから、よく噛んで食べることにより少ない量で満腹感を感じるようになります。
これだけでも食事の量を適正化されますよね。
◆本格的な断食
本格的な断食は、それなりの指導者がいて、教えてくれます。
大体は泊りで行うようです。
芸能人でも行っている人がいました。
俳優の榎木孝明さんが行っていました。
その時の模様が本にもなっています。
気になる方は、ちょっとご覧になってみると参考になると思いますよ。
松井秀喜、野球殿堂入りにつき、ワールドシリーズを思い出した!!
巨人、ニューヨークヤンキースで活躍した大打者、松井秀喜氏が日本プロ野球界の野球殿堂入りとなった。
当然と言えば当然であるが、43歳7か月と史上最年少の選出となった。
松井と言えば、巨人時代のホームラン50本というのもすごいが、2009年のワールドシリーズでのMVPは、見てて涙したものだ。
あのワールドシリーズ第二戦のペドロマルチネスから打った切れのいい低めのカットボールをホームランにしたシーンは、思わずすごいと唸った。
そのシーンは↓↓↓
2009/10/29 松井秀喜 ワールドシリーズ 第2戦 決勝ホームラン
あの低い切れのある球を、膝をたたんでホームランにできる技は誰にでもできるものではない。
ましてあのペドロマルチネスからだからね。
打たれた直後ペドロのアップが出たが、涙目だった。
このシーンは何回みても、あきない名シーンだと思う。
その後の活躍は目を見張るものだった。
松井の活躍でワールドチャンピオンになった感がある。
◆松井と言えばケガに泣かされた
あの左手の骨折そして左ひざのケガ。
この二つが選手生命を短くしてしまった。
【再々UP】松井秀喜・・・左手首骨折! 連続試合出場STOP
左手のケガよりもむしろ左ひざのケガの方が重症だ。
どうしても右ひざをかばうために左ひざに負担をかけすぎてしまった。
あのスイングと球の押し込み、そしてスイングのフォロースローの時に体をそらせるために膝の負担が大きくなる。
それはホームランバッターにとってみては必然的な姿勢なのだ。
長年の使用のため、どうしても野球選手にとってみればケガがつきものです。
ただ、あと5年くらいは、健全な体でプレーして欲しかった。
そうすれば、もっと偉大な打者になっていたと思う。
◆松井の奥底にある「平常心」
松井選手のインタビューや本を見ると、平常心と言う言葉がよく出てくる。
常におごることなく平常心で対処する。
その言葉が示すとおり、松井選手は、球場入りからすべて慌てることなく、いつもの気持ちでゆったりと入ってくる。遅刻もその一環なのかもしれない。
打席の立ち居振る舞いも、ゆったりとしている。多少顎を肩に乗せるしぐさは見せるが・・・
その平常心がチャンスに強いと言われる所以なのだろう。
その平常心のために、どうも呼吸法を用いていたみたいだ。
禅に通ずる。
そのシーンが、左手首を骨折し、トレーナーにひかれてベンチに下がるシーンで見られる。
かなりの痛さであるにも関わらず、その痛さを呼吸法で抑えている。
あまり、自分のことは語らなかった松井秀喜という人間が、皆に愛される所以ではなかろうか。
◆ごろキングと言われていた頃
ヤンキースに入った年、2003年。初戦の満塁ホームランでのデビューから、メジャーリーグ独特のカットボールや動く球になかなか対処できず、ごろキングと言われるときがあった。
夏場まで、なかなか結果が出ずに、本人もだいぶ悩んだようだ。
そんなときでも、顔に出さずに、淡々と対策を練っていった。
最終的には、打席の立つ位置をベースに近づけることにより、本来のバッティングを取り戻していった。
そのあたりで、球の軌道をイメージしながら、素振りを毎日していたんだろうなと考えると、まさに努力の人なのである。
結果だけ見ると華々しく映るが、一流選手と言われる人は、人知れず相当の鍛錬をするものである。
そんなこともおくびにも出さないところが、人を引き付ける。
いやあ、ほんとにすごい選手だった。
ありがとう松井。